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武庫之荘 塚口 尼崎 門戸 甲東園 甲陽園3歳前後のピアノレッスン

レッスンや練習を重ねていくことで、3歳くらいになると物事を習得する力を既にお持ちだと思います。良いテキストがあれば、テキストを順に習得出来るようレッスンしていくことが可能です。3歳ですので、集中出来る時、出来ない時があり、その時間も短いですが、何度も小分けにして、タイミングを見極めましよう。

    お料理や言葉を教えてあげるのと似ていると思います。スキンシップしながら一緒にやって繰り返す、出来ることから少しずつ手を離して一人で出来るようにして、褒めてあげる。一ずつお兄ちゃんになっていかれますよ。
テキストの「ドレミ」から1週間で一つ(慣れれば二つ)を目標に頑張って頂き、レッスンで先生に聴いて頂ければ良いかと思います。完成度は徐々にアップして行けば良いと思います。例えば
①全てお母様に手伝ってもらう
②手首を持ってもらい鍵盤を弾く指を軽くタッチして教える(指のみ自分)
③手首を下から支えるだけにして弾く(鍵盤をより的確に押さえる)
④「ド」の位置に親指を持って行ってあげて、あとは自分で弾く
⑤自分で全てする
⑥自分で「ドレミ」と言いながら弾く
♪耳のためにいつも「ドレミ」と声をかけ
①全てお母様に手伝ってもらうと言うのは、お料理で言えば、包丁で初めて野菜などを切る時いきなり1人でやらせる事はないと思います。多分お子さんの手は野菜を抑えて包丁を握ることになると思います。その両方の手をおおうように、お母様が持ってあげて(お子さんの手を軽く握り締めるような感じで)野菜を切っていくと思います。それは感覚がわからない。お子さんに野菜を固定して、それに対してどのような角度でどのように包丁上げて下ろすと切れるのかをまずは体験してもらうということから始めることになります。お子さんは切れた野菜を見て「こういう風に包丁を持った手を動かすと、野菜が切れるんだな。」と言う経験をさせてあげることになります。ピアノも同じようにお子様の手を上から持ってあげて、そして指も一つ一つ手を添えて(指を添えて)動かしてあげると「ド」の音が出ると言う経験をさせてあげることが大事です「あ、こういう風に手を動かせば音が出るのだな!」と言う経験をさせてあげるのです。
②次の段階としては、親指人差し指中指の順序で、鍵盤をそれぞれ順番に押していくと「ドレミ」と言うふうに言葉として聞いたことがある「ドレミ」と一致することを学んでもらいます。
先ほどと同じようにお子さんの手をおおうような感じで持ってあげて(この時のお子さんの手の形は、手を広げたパーの形になります。)親指、人差し指中指の順で、それぞれピアノの鍵盤のド、レ、ミを押して行きます(打鍵します)その時に、必ずそれぞれの音を声に出して「ド〜、レ〜、ミ〜」口ずさみながら押していくようにします。そうすることによって抑えているところがそれぞれの音に対応していることがわかります。よく赤ちゃん相手に「はな」「おくち」などと言って、顔の部分を指差しながら、名前を教えてあげるのと同じです。お子さんは初めてのことですから、すぐに覚えるわけではありません。5回あるいは10回と、何度も回数を重ねるうちに、だんだんと物事が結びついてきます。
③指の動かし方とそれぞれの音の名前が少し一致してきたところで、今度は支えてあげる手を少し手首のほうにずらしていきます。ただし、手を離してしまうと、まだまだ鍵盤の正しい位置に指をもっていけませんので一応固定する程度で支えてあげますそうしなければ、せっかく指を動かしても違う場所を引いてしまいます。
大切なこと
そのようにしてだんだん言葉を覚えるように繰り返し繰り返し反復練習をすることがこの頃には大切ですが、あまり焦りすぎて過度に体力消耗してしまうほどにしてしまうと、お子さんのモチベーションが下がってしまい、ピアノを弾くと言うことが嫌いになってしまいます。おうちの方とのスキンシップをしながら楽しむと言うことの方が大切かと思います。お母様やお父様のお膝で練習されるのも良いと思います。
そして、お子さんにとっては、それらの事は、人生において初めてのチャレンジですから、少しできたらしっかりと褒めて認めてあげることが大切です。とは言ってもそんなに長く集中力も続くわけではありません。むしろ長くと言うよりも集中力は瞬時かもしれません。
お料理をされる方でしたら、お料理を教えてあげるときのイメージに近いかと思います。その最初の作業ができれば後は基本的に同じことの繰り返しです。
気をつけたいのは、音程を捉えているかと言うともとても大切です。なんとなくただ言葉と指の連動だけを覚えてしまって、本来の「ドレミ」が聴こえた時に「あっ!ドレミ」と、お子さんがかることが大事です「はな」と聞こえたときに「鼻」とわかっていることが大事なのと同じです。時々ちゃんと音程を持って声を出しているか、あるいはとって、クイズのように簡単な聴音してみるのも良いと思います。
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